緊急!避妊に失敗したらモーニングアフターピル

緊急!避妊に失敗したらモーニングアフターピル

世界でピルを服用している女性は、およそ1億人いるとされています。避妊の他、生理痛の緩和、大人ニキビの解消など、女性にとって多くのメリットがある薬です。日本でピルが手に入るようになったのは1999年と、まだ歴史が浅いのですが、アメリカでは、その約40年前の1960年に既に認可されていました。
 
国により使用の状況に偏りがあり、国連の人口統計(2013年)によると、フランスやドイツでは40%前後の服用率であるのに対し、日本ではわずか1%となっています。日本でピルの服用率が低い理由は、ピルが解禁されたのが遅かったことと無関係ではないでしょう。
 
ピルは多くの国で処方箋無しで手に入れることができますが、一部の症状を除き、日本では処方箋無しでピルを手に入れることはできません。さらに低用量ピルは保険が適用されないことも、日本でのピルの普及を妨げる原因となっています。
 
日本では、望まない妊娠を防ぐために緊急措置として服用する「モーニングアフターピル」としての利用法の方が、むしろよく知られているかもしれません。しかし、多くの人が間違った認識を持っていることは、ピルを使う上で大きな問題です。特に男性は、ビルについて誤解している方が多くいます。
 
今回は、緊急措置としての「モーニングアフターピル」についてご紹介します。「モーニングアフターピル」を正しく理解し、自分、そして大切な人の身を守ることについて考えていただきたいと思います。
 

日本での妊娠中絶件数は、なんと30万件

日本では、毎年約110万人の赤ちゃんが誕生していますが、実はその陰で、妊娠中絶の件数が約30万件もあります。この中絶件数の多くは「望まない妊娠」だったはずです。この中にはレイプなどの事件に巻き込まれて「やむなく」中絶した人もいるかもしれませんが、「雰囲気に流されて」などの理由で「望まない妊娠」をしてしまったケースも含まれているでしょう。妊娠中絶は体、そして心に大きなダメージを与えます。自分を傷つけることはやめましょう。
 

モーニングアフターピル

モーニングアフターピルは、文字通り、セックス翌朝のピルです。緊急避妊薬、プランBなどと呼ばれることもあります。
 
  • 彼とセックスしたけど、盛り上がってしまい避妊しなかった。
  • コンドームが破れて、しかも中に出されてしまった。
 
などの際に、妊娠することを防ぐために服用します。
 
実際、モーニングアフターピルの効果は高く、絶対とは言えないものの、90%以上の確率で妊娠を回避することができます。ただし、これには条件があります。それでは、その条件を見てみましょう。
 
モーニングアフターピル、避妊の条件
モーニングアフターピルはスピードが命です。セックスの後、何か不安なことがあれば、悩んでいないで婦人科を受診することです。
 
モーニングアフターピルは、セックスの後、72時間以内にピルを服用します。最初のピルを飲んでから12時間後に、もう一度服用します。服用する錠数、服用方法は、薬により違いがあります。
 
モーニングアフターピル服用後
モーニングアフターピルには、人により吐き気、嘔吐などの副作用があります。1回目の服用と2回目の服用の間に嘔吐してしまった場合、もういちど服用し直さなければならないこともあります。このような場合は医師に相談して、指示に従いましょう。
 
モーニングアフターピルを手順通りに服用した後は、生理のサイクルに乱れが出ることがあります。ピルを摂ったタイミングによっては、月に2回の生理が来る場合があります。これは排卵日に関係しており、排卵予定日とその前後に服用した場合に起きるそうです。
 
排卵前に服用すると、実際の生理は、予定日よりも早く訪れます。排卵前に服用した場合、生理が予定日より遅くなることはありません。予定日までに生理が訪れず、その後に出血があった場合は「着床出血」の可能性が高くなります。妊娠が疑われますので、婦人科の医師に相談してください。
 
モーニングアフターピルを服用した場合は、1週目、もしくは2週目に、消退出血があります(無い場合もあります)。これはモーニングアフターピルを行った場合に引き起こされる、いわば人工的に起きる生理です。この消退出血があるために、生理が月に2回来る場合があるのです。なお、消退出血は必ず起こるわけではありません。モーニングアフターピルを服用することで生理のサイクルが乱れても、3ヶ月以内に安定した状態に戻ることが多いようです。

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